愛知揆一の発言 (決算委員会)

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○愛知国務大臣 政治に対する、一口に申しますと、不信の声が上がっておるというようなことについて、まずどういうふうに考えるか、この点につきましては、私はただいま押谷委員がお話しになりましたところと憂いをともにするものでざごいます。ことに、ただいま御指摘のように、内閣の閣僚等についてとかくのうわさが出ておりますことは残念に存じますけれども、これはすでに御承知のとおり、先ごろ運輸大臣の辞職というようなことにあらわれておりまするように、その事態の内容その他に関連いたしまして十分反省をいたしますとともに、今後かようなことのないようにということを考えるのはもちろんでございますが、この機会に申し上げたいのは、たまたま佐藤総理大臣が十月初め以来病気になりまして、いまだ静養中である。しかしその病院における静養中におきましても、非常に、最近の政治に対する各種各様の御批判に対しましては、謙虚にこれを反省するという気持ちを新たにいたしまして、退院後最初の閣議に出席をいたしまして、御案内のような、これは閣僚に対する一つの指示と申しますか、総理大臣としての見解の表明でございますが、閣議を通しまして、与党の党員に対しあるいは国民全般に対しまして、いま私が申しましたような気持ちで、いわゆる愛のむちに対しては謙虚にこれを受け入れて、そうしてみずから期するところもあり、今後かようなことのないように、十分事態を調べた上で適切な措置をとりたい、こういうような考え方でおるわけでございます。
 なお、これは申すまでもないところでございますが、綱紀の粛正については、佐藤内閣発足以来、あるいはまた八月の改造以来、特に意を用いておりまして、政府全般あるいは公務員等全般にわたりまする綱紀の粛正については、説示と申しますか、そういうことももちろん抽象的にいたしまするほかに、具体的に、神経質であり過ぎると思われるほどの注意を払い、そういう事態の起こらないようなふうに努力を新たにいたしておりますような次第でございます。

発言情報

speech_id: 105204103X00319661017_003

発言者: 愛知揆一

speaker_id: 34728

日付: 1966-10-17

院: 衆議院

会議名: 決算委員会