坂田英一の発言 (本会議)
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○国務大臣(坂田英一君) 黒磯町の用水トンネルの件につきましては、ほんとうに沈痛に存じます。哀悼の意をささげたいと存じます。その当時、私、所用がありまして、農地局長を私の代理といたしまして、労働大臣とともどもにお伺いをいたさせたのでございます。ほんとうに私自身も参りたいとは存じましたのでございますが、所用のため、たいへん失礼いたしておるわけでございます。
災害発生の場合において、農林省は都道府県の提出する災害復旧事業計画概要書に基づきまして査定を行なうので、人員の応援その他査定を早急に行なうように努力はいたしておるのでありますが、なお、災害復旧工事の性格から、地元関係者が自主的に実施する応急仮工事を認め、その工事が適正であれば、国庫補助の対象といたしますることはもちろんでございます。また、応急仮工事でなくとも、復旧本工事で、やむを得ない理由により、査定前に緊急に着工する必要のある場合は、県が農政局と協議を行ない、査定前に実施して差しつかえない指貫を講ずる等、万全の措置を講じておるわけでございます。
今回のこの用水トンネルの復旧工事も、特に緊急を要するので、以上の取り扱いに従い、応急工事を実施していたところのもので、そのことに関連して惨事となったものであります。したがって、応急工事はこれを公正に認めておるわけでございます。
今回の事故の被害者に対する労災補償の問題は、これとまた別の関係にあるわけでございまして、請負関係、労働関係等については、労働基準監督署等において、目下詳細に調査中でありますることは、先ほど労働大臣からお話のあったとおりでございまして、私も労働大臣と十分相談をいたしたいし、また、その点については話をいたしておる次第でございます。もちろんこれらの悲惨な被害者に対して、でき得る限り十分のことが行なわれますることを、心から念じておることは言うまでもございません。
次に、那須野ヶ原国営総合開発パイロットの事業でございますが、これが昭和四十一年度に新規全体設計として採択されて、現在、ダム、取り入れ施設、川水路等、関係事業の設計を急いでおることは、御承知のとおりでございます。これは電気事業のほかに、主としてその大部分が農業用水の関係でありますることは言うまでもございません。九十億のうちで八十億が農業用水の関係に相なっておることは言うまでもございません。これらの工事につきましては、従来は相当やはり時間がかかるわけでございまするけれども、これらの問題については、目下、急速に実行できますよう最善の努力を払いたい、かように存じておる次第でございます。(拍手)
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栃木県黒磯町のガス中毒惨事に関する緊急質
問(戸叶里子君提出)