大森創造の発言 (決算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○大森創造君 私はぜひおいで願いたいと思います。これが現在最大の問題であるはずであります。去る五日の日に、一日内閣を札幌で行ないましたけれども、そのときには、政治の不信が実に大きいということを新聞記者の方に問われたときに、問わず語りに、佐藤総理大臣は、共和製糖の問題につきましては政府が責任を持って近く結果報告を出す、調査報告を出すということを言われております。だから、この問題が一番重大であります。いまさら私は申し上げるまでもなく荒舩さんの問題、上林山さんの公私混同のお国入りの問題、きょうお見えの松野さんのラスベガスにお嬢さんと行ったとか行かなかったとかいう問題、こういう問題とは本質的に次元が違うのであります。ずっと奥深くて、それから規模が大きくて重量感があるのであります。これは御承知のように、高級官僚と政府の三つの金融機関と有力政治家が相談をして、上林山さんのように三日間、あるいは二日間のフライングではございません。長期間にわたって知能犯罪ともいうべき、あるいは権力犯罪ともいうべきものをやっているのであります。そこで私は、どうしてもきょうの委員会が終わるまでの間に、あとこの結果の報告などにつきましては、矢山有作君や、あるいは渡辺君や、その他の同士の方から詳しく質疑が行なわれる予定でございますが、私は、どうしても総理大臣なり官房長官の出席を求めて責任の所在をただしたいと思います。荒舩さんは責任をとられた。やめさせられたのでなくして、みずからやめたのかもわかりません。上林山さんは現在やっておられますけれども、もっぱら佐藤内閣の佐藤さんの責任のとり方というものは、粛党運動、政権維持のために何かの形をとるということではないかというふうに思われるのであります。国民に対してどういうまずいことを起こしたか、そのまずいことに相応するだけの責任のとらせ方ではないと思うのであります。政権を維持するためにはどうすればいいか。荒舩さんはやめた、上林山さんをひとつ防波堤にする、新たな事実がなければ野党攻勢をかわせるだろうと、そういう安易な態度で責任を回避なさっておられます。しからば、一番重量感のある、奥深いところのこの共和製糖の問題について、佐藤内閣はいかなる責任をとるのであるか。これは総理大臣なり官房長官がおいでになってから私は質問いたしたいと思います。もっと決算委員会を重視すべきだと思います。黒い霧の原因は、それの発火点は本決算委員会でありますが、これはあとから総理大臣がおいでになってから質問を続行することにいたします。
時間がありませんから、その次の問題に移ります。いわゆる共和製糖事件の調査報告書なるものは、先ほど出されました。昨日は自民党の綱紀粛正調査会なるものが報告書を出したようでありますが、どういう点が違うのでございますか、簡単にお述べいただきたいと思います。大蔵大臣と農林大臣。