武内五郎の発言 (災害対策特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○武内五郎君 農林省はまたあとで排水の問題を伺います。ちょっとその前に、農林省に排水の問題について、排水の問題はこれはまことに重大。特に農林関係においては、もうこれは死命を制する問題です。特にあの地帯で、北蒲原、中蒲原の水が新井郷川に注いでまいります。きのうその報告の一端がありましたが、新井郷川に北蒲原、中蒲原の水が入ってまいりまして、その排除のためにいわゆる新井郷排水機が、これは東洋一と称せられる大きな排水機でございます。ところが、その地帯が、いわゆる先ほど申しましたゼロ地帯なんだ。ゼロ地帯になっておって、上流からの水が非常な勢いでかぶさってまいりましたので、機能がほぼ停止の状態、麻痺状態になって、排水能力がほとんどないと言われる。幾らか回ってるようでありまするけれども、十分その機能を発揮することはできない。したがって、その周辺から上流地帯にかけて、北蒲原、中蒲原の地域では、もう湛水して、きのう建設大臣が国道七号線の上でさえ一メートルの水が走っていると、そういう状態が今日出ている。しかも、これがもうすでに十七、十八、十九、二十の四日です。この温度の中で水稲の上を水が流れておりますので、一本の稲の葉も水面から出ていない。こういう状態になってまいりますると、すでにもう穂ばらみの時期に入っております。いままであまりいい気候でもなかったので、軟弱徒長の稲が育っている。それがどろの水をかぶって稲がくさってくることは、もう避けられない。このことはまことに私は重大な状態になってきたと考えますが、まず第一に、農林関係においてはこの排水をどうするかということが、新潟県における今度の災害の問題を解決する糸口である。同時に、私はこれはもう農業政策上の大きな問題を今後残してくるのじゃないかと思います。基本的なひとつ考え方を……。

発言情報

speech_id: 105214339X00219660722_017

発言者: 武内五郎

speaker_id: 26205

日付: 1966-07-22

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会