鈴木善幸の発言 (産業公害対策特別委員会)
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○国務大臣(鈴木善幸君) 公害防止行政の一元的な行政の推進、ばらばらでなしに、総合的な施策が行なわれるように、そのための行政機構をどうするか、現在の総理府に設置されておる公害対策推進連絡会議というようなものは、御指摘のように連絡調整のみに限っておりまして、いかにもそれでは十分でない、所期の目的を達してない、こういう御指摘もあるわけでありまして、先ほど私が基本法の中で重要な検討事項としてこの問題を取り上げまして、原子力委員会のような権限を持ったところの行政委員会を設置するということも一つの構想ではなかろうかということで、先ほど申し上げましたように公害防止委員会の設置ということを一応私提案をいたしておるわけでございます。これはおそらく、そうなりますれば国務大臣——総理府総務長官になりますか、どなたになりますかわかりませんが、国務大臣を責任者とする行政委員会というようなものを設置いたしまして、そのもとに、調整と、それから固有の権限を持って公害対策を総合的に推進をする、そうすべきである——これは私の試みの案、試案として提出されますところの公害基本法の案の中にあるわけでございますが、これはまだ政府全体として検討されているのでなしに、厚生省の試案として提案をいたしておるのでございますから、今後政府におきまして十分、この公害行政機構の一元的総合的な推進という面につきましてどうするかということは、重要な課題として検討さるべきである、かように考えております。