坊秀男の発言 (社会労働委員会)

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○坊国務大臣 政府管掌健康保険、船員保険の内容は、淡谷委員十分御存じのとおり、累積赤字がふえてきていることであります。四十二年度における単年度赤字も放置することはできないというような状態に相なっております。そこで、保険全体をながめてみますと、これはどうしてもいろいろな事情によりまして抜本的、根本的な改正をしなければならないということ、これはもう数年来そういうことが考えられてまいったことでございまして、この点についても淡谷委員はよく御了解いただけることだと思います。
 そこで、厚生省におきましては、相当早くからこの問題を解決しなければならないということで検討を加えてまいったのでございますけれども、さていよいよ四十二年度に突入するという事態と、まあ政治の激流と申しますか、政治の動きでございますか、その動きとが全く同時にやってまいるということに相なりまして、その政治の動きの中におきまして抜本対策を策定、立案するということは、事実上の問題といたしましてとうていむずかしい、こういう事態に逢着したのでございます。しかしながら、四十二年度の予算というものは、そういうことにはおかまいなしにどうしても国としては組んでまいらなければならない。そこで、その四十二年度の予算を組むにあたりましては、現実にできておりますところの四十二年度における健保の赤字というものを予算の上で処理しなければ相ならない、かようなわけでございまして、抜本的な改正はそのような事態の中においてはできない、しかし予算は組まなければならない、こういうような事態でございましたので、抜本的対策の策定ということは望ましいことでございますけれども、事実上これを策定するという作業ができません。そこで、少なくともこの予算を要求するにあたりましては、この赤字をいかにして解消するかということで今度の臨時緊急対策というものをつくった次第でございます。

発言情報

speech_id: 105504410X02419670629_003

発言者: 坊秀男

speaker_id: 20377

日付: 1967-06-29

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会