坊秀男の発言 (社会労働委員会)
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○坊国務大臣 先ほどのお答えで着工と申しましたことばにつきましては、決してものをビルドするといったようなことでなくして、着手をしていきたい、かようなことを申し上げたのでございます。
ただいま、一体何ゆえに抜本対策をやらずに今日まで来たのか、こういう御質問でございますが、厚生省といたしましては、その答申をいただいてから鋭意この努力をしてまいった。そして今度の四十二年度におきましても——実は私は、去る十二月に就任いたしまして、それでぜひ抜本対策をやりたい、かように考えたのでございます。考えたのでございますけれども、御承知のとおり、政界に非常に大きな解散だとか選挙だとかといったようなことがございまして、そうしてこの間これに手をつけることができなかったことは、私は国民に対して非常に申しわけないことだと思っております。しかしながら、そういうような経過をたどっておるうちに、どうしても四十二年度の予算を編成しなければならない。これはもう政界がどう動こうが、改造があろうがどうしようが、予算というものはどうしても編成しなければならない、こういう事態に当面いたしたわけでございますが、その当面いたしたときに、政管健保の赤字というものが非常に大きくわれわれの予算に関連して、この赤字をどう処理すべきかという問題に逢着いたしました。この赤字を、四十二年度の予算編成に関連いたしまして、何とかして解消していかなければならない、こういう作業で、そのすべてのエネルギーを突っ込まなければならないというような事態に遭遇したわけでございます。そこで、この臨時緊急対策というものをつくりまして、今日まで非常に御熱心なる御審議を願い、私どももまたこれに対しまして、議員諸先生方とともに、その御審議におこたえを申しておるというようなことでございまして、そこで、この間におきまして、抜本対策というものが一時そのほうへ進んでいくというわけにはまいらなかったのでございますけれども、今度の緊急対策というものを御審議、御決定を願いましたならば、全力をあげてこの抜本対策というものと取り組んでまいりたい、かように考えておる次第でございます。