大出俊の発言 (内閣委員会)

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○大出委員 古いのを持ち出して恐縮なんですが、三矢図上研究なるもの、この中にある中身からいきますと、「国会に提出する戦時諸法令を次のとおり区分する」といって、いまあなたが数十項目あるとおっしゃったが、数十項目あるのです。思い当たる節ばかりある。罰則をきめなければならぬということまでこの中に書いてある。いまあなたが、いやだといった場合に措置のしようがないと言った。だから、罰則をきめようという中身なんですね。これを見ますと、「(1)緊急度に応じ、なるべく速かに法令化をはかるもの(第一グループ法令)、(2)最悪の非常事態に対処するため、必要な法令を情勢の推移に応じて法令化をはかるもの(第二グループ法令)」、つまり緊急度によってグループが分かれている。「各グループの法令の概要、第三グループ法令、現行の防衛関係諸法令の実施を容易にするために改正を要するもの、手続の簡素化、罰則の制定、」——罰則と明確になっている。そうでなければ、いやと言われたときに措置がない。だから、この法律に基づいてつくるべきである、こういうわけです。「権限等の一部拡張強化等、関係法令の特令又は適用除外」——適用除外は、たとえば公衆電気通信法等のように、除外例は自衛隊法にもある。それだけでは足りないというわけですね。まさにこれは三矢図上研究の中身からいうと、足りないことになる、ならざるを得ない。これは三矢にこだわっているわけではないのですよ。現実を申し上げている。そして「自衛隊の行動を容易にするため制定を要するもの、一部の物資の統制その他の臨戦態勢等で前項の法令とともに自衛隊の行動を容易にするもの」、これもたくさんあります。さらに「防衛目的を達するため直ちに制定を要するもの」ということで「現段階で法令化の必要あるもの」というふうに分けている。これはおっしゃるように、これを見ると、八十から八十七あるわけですね。だから、いまあなたのほうでお答えになったことばの中に、いみじくも現行百三条でやったのでは、徴用、徴発の場合に、いやだと断わられた場合に、何かそこに一つなければ強制できないという、いま御答弁なんです。そうすると、長官がさっきお答えになったように、確かに必要なことなんだ、怠慢だったんだ、研究を進めているんだ、こういうわけでありますから、私が冒頭に申し上げましたように、だから申し上げているのですが、こういうことは国民全体にかかわりのあることですから、自衛隊を全体のものにするというお立場に立っておられるのだとするならば、なおのこと避けないでやっぱり言うていただかぬと、あんまりどうもここのところにこれがあるじゃないかということを、ここで皆さんとやり合うのはいやなんです。だから、できるだけ率直に言うべきことは言っていただかぬと……。私は三輪さんを呼んだのもそれなんだ。あそこまで書かれたのだから、長官ははずされないで、三輪さんが言ったことを私は認めるかと思ったら、あなたは三輪さんの言うことを押えたけれども、やっぱり率直になぜ言うていただけぬかと思うのですよ。だから、ひとつ長官、ここのところはもうちょっと具体的におっしゃっていただきたい。

発言情報

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発言者: 大出俊

speaker_id: 17168

日付: 1967-06-30

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会