若林正武の発言 (農林水産委員会)
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○若林政府委員 今後の外材輸入の見通しでございますが、前にも申し上げましたように、現在の外材輸入状況というものが、社会、経済事情の基調の変化ということによって多量に入ってきておるのか、あるいは当面現在のような多量のものが入ってきておるのか、今後もそういうふうな比率で伸びていくのかどうかということにつきましては、いま直ちにここで即断するというところまではまいらないのではなかろうかと考えております。しかし、四十年度と四十一年度を比較いたしますと、四十一年度は約三割伸びております。今年度の見通しにおきましても、四十一年度の約一〇%は伸びるのではなかろうかというふうな一応の数字を示しておるのでございますが、今後長期にわたって外材輸入の可能性という問題等を考えてまいります場合に、御承知のように、各産地とも——フィリピン等は資源的な問題もございますが、その他におきましては資源的には相当あるわけでございます。ただ、輸出制限その他いろいろな問題が内在いたしておりまして、今後こういったものがどういうふうに発展していくかということとの関連におきまして、いろいろな問題が出てくるのではなかろうかというふうにも考えておりますし、また、御承知のように、産地における木材の需要というものも、これまた逐年増加をいたしてまいっております。そういった点を彼此勘案いたしまして、将来におきましても、相当のものが入ってくるかどうかということにつきましては、相当慎重な検討を必要とするのではなかろうかという気もいたしております。
これは長期展望に立っての問題でございますが、私どもといたしましては、外材の輸入ということにつきましては、あくまでも国内の生産体制というものを積極的に整備をいたしまして、国内の生産で足りない分につきましては、やはり補完的に適正に、しかも円滑に輸入をはかってまいりたいという基本的な考え方でもって現在進めておるような次第でございます。