福田篤泰の発言 (本会議)

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○福田篤泰君 ただいま議題となりました日本国とアルゼンティン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件につき、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 わが国とアルゼンティンとの間の通商関係に関しましては、明治三十一年に署名された修好通商航海条約があり、戦後復活されておりますが、ガットや国際通貨基金協定との関連規定が欠けておりました。また、両国の通商関係も拡大いたしましたので、諸般の待遇保障の改善充実をはかる必要があり、かねてから新たに通商航海条約の締結を交渉しておりましたが、昭和三十六年十二月二十日、東京において本条約及びその不可分の一部をなす議定書に署名調印を行なったのであります。
 本件は、昭和三十七年の第四十回国会に提出されましたが、同年三月アルゼンティンにクーデターが起こり、同国の議会が解散となりまして、批准の見通しが立たなくなりましたので、そのまま審議未了となっていたのであります。
 本条約は、待遇保障の拡充を目的として滞在、居住、出国、身体の保護、財産の公用収用、裁判権及び課税等に関し内国民待遇及び最恵国待遇を、入国、事業活動及び自由職業の遂行、関税、為替管理に関し最恵国待遇を、海運に関し最恵国待遇及び一部事項に関する内国民待遇を、それぞれ相互に許与すること、ガット及び国際通貨基金協定との関係、商事仲裁、科学及び技術の交流等について規定しております。
 本件は、三月二十七日外務委員会に付託されましたので、政府から提案理由の説明を聞き、質疑を行ない、なお、参考人を招致して意見の聴取を行なうなど、慎重審議をいたしましたが、詳細は会議録により御了承を願います。
 かくて、五月十二日、本件に対する質疑を終了し、討論を省略して採決を行ないましたところ、全会一致をもってこれを承認すべきものと議決いたしました。
 右、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 福田篤泰

speaker_id: 28763

日付: 1967-05-16

院: 衆議院

会議名: 本会議