佐藤榮作の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(佐藤榮作君) 私は、ただいま私ども政治家に課せられたことは、どうしたら政治に対する国民の信頼を高めることができるか、これにただいま全力を注がなければならないと思っております。これは、ひとり政府だけではございません。われわれ政治家でございます。どうか、そういう意味で、ことばは御自由に、また表現は御自由でございますが、われわれに対する国民の信頼を高めるように、一そう御協力のほどお願いをしておきます。そういう意味で、私どもは、党の近代化や組織化に今後とも一そう熱意を示すのでございます。
 審議会は、ただいま、五年を目途として、個人献金並びに党費によって政党をまかなえ、こういうような希望意見を述べております。私どもはこれについて、この答申といわず、審議会の意見、これは尊重しなければならないというのが、設置法の定むるところであります。私は、その意味におきましても尊重いたしますが、もちろん、総裁といたしましても、党の近代化、組織化をはかることは、これはもう当然のことであります。国民の信頼を得るためにも、これは積極的にその道をはかるべきだと思います。ただ、五年の間に必ずできるか、こう言われますと、私は率直に申しますが、現状は、これを実現するのにはずいぶんかけ離れております。なかなかそれはむずかしいことだと、かように思っております。
 次に、小骨の議論あるいは大骨の議論、いろいろ出ておりますが、私はこの審議会の答申を尊重して法案をつくったのでございます。どうか委員会の席におきまして、大骨か小骨か、そういうものを失っておるかどうか、十分御審議をいただきたいと思います。(発言する者多し)どうも私の言うことがよくわからないようですが、私は審議会の答申を尊重して出したのでございます。だから、御審議をいただきたいと言っておる。
 次に、この成立の問題でありますが、いままで私が参議院に答えたとおりでありまして、ただいまその考え方を変えておりません。私は、ぜひとも皆さま方の御審議によりまして、御協力のもとに本法案を成立させたい。この上とも努力するつもりであります。政府自身よりも、これは国会の問題でございますから、どうか成立さすように御協力願います。(拍手)
  〔国務大臣藤枝泉介君登壇〕

発言情報

speech_id: 105505254X02819670622_015

発言者: 佐藤榮作

speaker_id: 21117

日付: 1967-06-22

院: 衆議院

会議名: 本会議