村上茂利の発言 (社会労働委員会)
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○政府委員(村上茂利君) たとえば丹後ちりめんの内職等の問題につきましては、家内労働審議会ですでに事情を聴取いたしまして、丹後ちりめんの場合には、特に農漁業から家内労働へどう移行しているか、それから、工賃が雇用労働の場合の賃金とどうなっているかというような調査をやっているわけでございます。ただ、これは調査の過程にございまして、具体的にどうしたらよいかという結論はまだ出しておらぬわけでございます。そういった問題につきまして、問題の業種はかなり調査をして、問題の所在を突きとめつつあるというふうに私ども理解いたしているわけであります。そうして、地方の家内労働に対するいろいろな問題につきましても、地方、たとえば府県、市町村が家内労働に対してどのような手を差し伸べているかという点につきましても、愛知、大阪、高知、長崎、福井、福岡、神奈川といったような県におきまして、県ないしは市から補助金を出しまして民間団体を育成しているという実績もございます。そういった団体がどのような活動を展開しているかといったものも調べております。そうして、今後授産所とか、そういう民間団体とか公的機関との関係はどうしたらよろしいかといったような問題点につきまして、問題意識を持って進めているということでございます。先生の御指摘でございます諸点につきましては、調査の段階であり、こうしたらよろしいという結論が出ておりませんことは遺憾でございますけれども、何ぶんにも審議の途中でございますので、やむを得ない点もあるかと存じます。