村上茂利の発言 (社会労働委員会)

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○政府委員(村上茂利君) 日雇いであろうと、日雇い労働者は雇用労働者ですから、これは本来の労災の問題になりますけれども、家内労働者は労働関係がないので家内労働と、こうなっているわけですから、そういうものでも特別加入制度を活用したいということで地方には示達しているわけであります。ただ、問題は、保険料はだれが負担するかということでございます。労働関係がございますれば、御承知のように、使用者に負担をさせます。結局家内労働者が負担せざるを得ない。ところが、家内労働者の工賃というのは非常に低い。そこで身を粉にしてかせいだ金をさらに保険料として納める余裕があるかどうかと申しますと、制度がありながら、結局経済的負担という問題になりますと、現実にはなかなか入ってこない、こういう問題があるわけです。そこで、先生の御指摘の趣旨もわかりますし、労働省として取り得る方策は何とか活用したいというのが私どもの念願でございますが、結局回り回って、負担をどうするか、工賃が低いということとのからみ合いからいたしまして、非常な困難と悩みを感じておるわけでございます。結局、先生御指摘のような山村、漁村といっては何ですけれども、そういったおくれた地域にありますそういった方々に対する医療的措置ということになりますと、なかなか労災保険とか、そういう制度の伸びがたい面がある、ここを今後どうするかという問題でございます。にわかに私ども結論的なものを持っておらないのでありますが、労災保険特別加入を推進するという考えは労働省としてあるということだけは申し上げておきたいと存じます。

発言情報

speech_id: 105514410X01519670615_028

発言者: 村上茂利

speaker_id: 14911

日付: 1967-06-15

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会