森中守義の発言 (農林水産委員会)
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○森中守義君 きょうは、林業を中心に、ことに労働力確保の問題等で少しく大臣及び長官にお尋ねしたいと思います。
林業白書の一〇四ページで言われておりますように、「農林業から他産業への労働力の流出は著しいが、山村地帯における最近三年間の労働力の流出状況を農林省「農家就業動向調査」により他の地帯と比較してみると、農家の人口減少率、就職者流出率、就職者離村率は山村がもっとも高く、農山村、平地農村の順に低くなっており、また、男子出稼ぎ率および農業従事者の出稼ぎ率も、山村がもっとも高くなっている。これらのことから、林業就業者は、山村地帯における農家と密接な関係があるだけに、今後とも山村の労働力の流出によりかなりの影響をうけるものと考えられる。」と、こういったように、白書自体が将来の届望を試みる場合に、山林労働者がいかにむずかしい状態にきているかということを証明をしております。私は率直にこの林業白書のとおりに現状を見ておりますが、まさに将来の林政の中にこのことをおいて他に重要な問題はないのじゃないか、こういう言い方もできるのじゃないかと思うのです。したがって、講じようとする施策の中にも、きわめて平板的な内容で施策の大綱が示されてはおりますけれども、もっと具体的にこういう現状に対し労働力確保のいかなる将来の展望をお持ちであるのか、大臣からひとつ率直簡明に御所見を伺っておきたいと思います。