鍋島直紹の発言 (予算委員会第四分科会)
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○国務大臣(鍋島直紹君) ただいま御指摘のとおり、十二月二十日に宇宙開発審議会から内閣総理大臣に対しまして答申がございました。それの内容につきましては、御承知かと思いますが、いわば宇宙開発の日本における一元化体制を整備する。その内容は、中枢部としての委員会の設置、及びロケット及び通信衛星を打ち上げるための一元化した機構、及びそれの事務局、さらに長期計画として四十八年度の静止衛星を打ち上げる、いわば段階的な計画というものがその内容でございます。そこで、その審議会の答申を受けまして、政府におきましていろいろ具体化いたしましたところ、現段階におきましては、最初に一元化体制をしていくために、どうしてもその中心となります宇宙開発委員会を内閣に設置するということに踏み切りまして、今日、宇宙開発委員会設置法を衆議院に御提出申し上げて御審議を願い、でき得れば速急にひとつ参議院におきましても御審議をお願いするということになるかと思います。そこで、この委員会を設置することによりまして、まず大綱、計画等を定めて進めていくわけでございます。そうして少なくとも本年度後半か来年度当初には宇宙開発審議会が答申せられました通信衛星及びそれを発射するロケットの実行機関というものを設置したいと考えております。それまでは文部省におかれます東大のロケット発射の実験及び科学技術庁におきまする宇宙開発推進本部の拡充強化、これは人員等もふえておりますので、それらのもの及び郵政省その他運輸省等におきまする通信衛星、あるいは航行、気象衛星等の御研究というものを連絡をとりながら本年はやっていただきまして、少なくとも来年ぐらいは一元化した機構にのっとって進めていく。そういうことをするにも、まずどうしても本年度、中枢部となる宇宙開発委員会の設置を速急に行なっていくという方針にいたしておるわけでございます。
大体以上のようなことでございます。