鍋島直紹の発言 (予算委員会第四分科会)

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○国務大臣(鍋島直紹君) ただいま御指摘の種子島射場の問題につきましては、種子島付近を漁場とする各県の漁業の方々から反対が出てまいりまして、もうすでに一年数カ月発射することを中止して、そうして現在交渉中でございます。そこでその関係は、鹿児島、宮崎及び愛媛、高知といったような各県の漁民の方々がおいでになりますが、大体、宮崎県を除きまして話し合いがついてまいりました。最終的に宮崎県の漁民の方々の御了承を得れば、これが一段落をつけるということになるかと思います。で、宮崎県につきましては、昨年秋の十一月下旬に、東大とあわせまして科学技術庁が窓口となって、宮崎県の黒木知事にあっせんをお願いをして、この交渉に当たり、しかも四十二年度の予備費には漁業対策費として約三千万程度の予備費も用意をいたしまして進んできたわけでございます。それがだんだん進展をいたしまして、三月末の事態前後におきましては、宮崎県の漁業組合等についても、一組合を除いて、大体いわばその話に乗ってこようという段階にまでなり、三月下旬から四月に入りまして、ようやく宮崎県のほうも漁業対策全体として、県漁連でございますが、いろいろ今後における漁業対策費についての話し合いに応じようという段階に現在きております。そこで、まあいわば順次御了解もついてきておりますから、早晩私は宮崎県の黒木知事から、これらのことについての御回答があるかというふうに考えております。決してこれが悪いほうにはいっておりません。したがって、いまデリケートな段階でございますから、憶測を加えることは、あるいはいけないかと思いますけれども、そう長からざるうちにこの問題は解決していく、そうして御了解を得ることによって、まず種子島の発射地点の整備、さらにそれに基づく発射実験というふうに、何とか解決できるのではなかろうかというふうに考えておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 105815270X00319680412_019

発言者: 鍋島直紹

speaker_id: 3640

日付: 1968-04-12

院: 参議院

会議名: 予算委員会第四分科会