曾禰益の発言 (外務委員会)

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○曽祢委員 総理にまず沖繩問題で御質問いたしますが、総理の沖繩問題に対する最近の発言、特に三月十日、十一日ごろからの発言は、私は大体において額面どおり受け取っていいと思うのです。というのは、核兵器は困る、それからむろん本土にも基地がある状態で返るのでありましょうから、基地は残るであろうけれども、その基地はやはり本土の基地と何ら分け隔てをしないのだ、条約的にいえば、安全保障条約の適用を受け、すなわち事前協議制に置かれる、自由使用ではない、以上のような意味で、核抜き、本土並みということが、これは国民の大体の強い希望である、加えて同時に、早期返還も国民の希望である、総理、政府としてはその希望に沿うように努力する、これが当然の行き方だ、こういうふうに言っておられると思うのです。人によっては、沖繩の基地の使用状態いかんによっては、沖繩の本土並みでなくて、本土全体が返る前のアメリカの施政権下にある沖繩並みになるのではないか、あるいはそういうふうな伏線があって政府が言っているのではないか、こういうような見方もあるようでありますが、私はあえて、国民の希望は核抜き、本土並みである、言うなれば、民社党が二年前から言っていた方向に、総理もやはり民論に従うということにきたのだろう、いまからでもおそくないという意味において、額面どおりに受け取っていきたいと思うのですが、大体そういうふうに考えてよろしいか。

発言情報

speech_id: 106103968X01219690411_056

発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1969-04-11

院: 衆議院

会議名: 外務委員会