愛知揆一の発言 (外務委員会)
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○愛知国務大臣 第四条の規定がありますことは、非常にこれは私は日本の国益からいってけっこうなことであったと思うのでございます。最近の偵察機の北鮮機による撃墜事件につきましても、非常に緊密な連携がとれております。これはわざわざ、たとえば外務省の会議室で会議を開いて、そして日米安保条約四条に基づくところの随時協議会というような看板をかけることをいたしませんでも、この条文があることが、ひんぱんな実質上の随時協議が行なわれる根拠になっている。これは、たとえばああいうことの起こりますようなときには、夜中といわず早朝といわず、非常にひんぱんな連絡を受けもし、こちらも意見を申し上げる。これはすなわち随時協議の非常な活用だと私は思っておるようなわけでございます。したがって、条約論的にいって必ずしも四条ということをいわなくとも、実際上の協議はどんどん行なわれておりますと申し上げたことが、それならおまえらは四条を援用しないのかというようないったほうがあるいはもっと実質にふさわしいと思いますけれども、前にも私申したかと思いますが、何と申しましょうか、いわゆる交渉、談判あるいは対決ということで、一枚の紙を持ってイエスかノーかと迫るような姿勢のやり方は、この問題については私は望ましくないと思いますので、その辺を御了察いただいて、そこまでまいりますのにはまだずいぶん前提としての話し合いについての合意というものが必要でございますので、その点については何ともまだ申し上げることができない段階でございます。