穗積七郎の発言 (外務委員会)

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○穗積委員 それでは他の場所における発言をとらえないで、ここでお尋ねしましょう。六〇年の新安保条約審議の前後から、六条交換公文による事前協議権については、そのうち、特に第五条との関連で、日本の作戦行動の義務が発動する危険のあるような米軍の日本基地からの発進は、これをチェックする、したがって、戦争に巻き込まれる心配はないということを強調されたわけですね。その場合には、日本基地を発進に使う、戦闘作戦行動に使うことについては、むしろこれをチェックする、ノーと言う、それが歯どめになっているということで、国民に安心をさせて、これが軍事同盟的な性格を持って、アメリカの作戦行動から巻き添えをくって日本が戦争に巻き込まれるという危険はないのだ、こういうことを強く主張されたわけですね。それが今度沖繩返還に伴って、日本領土内になった基地からの発進について、向こうは自由使用を希望しておるようである。しかし、それでは通らぬというので、自由使用ではなくて、いまの安保条約一般、すなわち、事前協議そのものの適用の中で、ノーもあればイエスもあるのだ、特にイエスもあり得るのだということを非常に強く強調されておるわけですね。それは何を基準にしてイエスと言うか、ノーと言うか、そのことを明らかにしていただかぬというと、これはあってなきがごときものですね、事前協議権は。その点をはっきりしていただきたいと思います。まず、その原則からはっきりしていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 106103968X02919690702_004

発言者: 穗積七郎

speaker_id: 15879

日付: 1969-07-02

院: 衆議院

会議名: 外務委員会