愛知揆一の発言 (外務委員会)

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○愛知国務大臣 アメリカ側の意向というお尋ねでございますが、昨日国務長官が共同記者会見でも申しておりますように、かくのごとき重要な問題については、最終的にきまるときに、合意のたとえば文書というようなものは、十分前に最終のぎりぎりの話がまとまるということもあり得るというようなことも言っておりますくらいで、ただいまはどちらかといえば、こういう俗なことばを使ってはいかがかと思いますが、こちらが攻勢であって、向こうが守勢にある、こういうふうに私は考えておるわけでございまして、いまこちら側が、先ほど来申しておりますように、基本線というものは非常にしっかりしているつもりでございます。したがって、向こうがこの段階でどう言っておったか、あるいはどう言ったと想像されるか、あるいはどういう顔つきをしているかというようなことは、私はこの際かりに何らかの印象があったとしても、公に申し上げることは差し控えたいと思います。私はあくまで基本線を貫くように最大の努力をしていきたい、かように考えます。
 そこで、具体的なお尋ねの問題でございますけれども、今朝の新聞などにも報道されておりますように、いま穗積委員もお話しになりましたが、核については、アメリカに対しては核があってもいいようなことを政府は言っているんじゃないか——私はそんなことは絶対にございません。むしろ核の問題については、何としても正確に核抜きということを主張しております。それが一番正しい日本の主張である、かように考えておりますから、返還のときにはきれいな姿で、そしてその返還後においては、核というものが持ち込まれないようにするというのが政府の基本的態度である、これをどうかして貫いていきたい、かように私は考えております。

発言情報

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発言者: 愛知揆一

speaker_id: 34728

日付: 1969-08-01

院: 衆議院

会議名: 外務委員会