愛知揆一の発言 (外務委員会)

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○愛知国務大臣 これは、限定政権ということばを使ってはいないかと思いますけれども、現実の事態、それからこの条約の立場というものとには、現実の、何と申しますか、状態から見れば、なかなか割り切れないところがあるということは私が申し上げるまでもございませんけれども、条約としてのたてまえからいえば、中国を代表している中華民国政府との間に基本条約が結ばれて、その角度から見れば国を代表して戦争状態の終結というようなことを結ばれた、その点については、これは全中国を代表して結ばれたものである、こう私は理解すべきものだと思います。その点は従来からの政府の考え方と今日もその限りにおいては変わるところはない。しかし基本条約締結の当時におきましても、いま申しましたような、たとえば通商その他の点については、現実に支配が及んでいる地域にしかこの効力は及ばないものであるということになっておりますから、そういう意味からいえば、それは限定されたものであるということが言えると思います。

発言情報

speech_id: 106303968X00319700318_009

発言者: 愛知揆一

speaker_id: 34728

日付: 1970-03-18

院: 衆議院

会議名: 外務委員会