曾禰益の発言 (外務委員会)

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○曽祢委員 これは、何とおっしゃっても、在日米軍の性格は変わってきている。沖繩が本土に帰ってくるときに、沖繩におる軍隊はますますそういう性格になるでしょうけれども、現在の在日米軍はすでに日本防衛のあれじゃないのですよ。それは第七艦隊というものは、確かに支えです。しかし、在日の空陸のあれは、全部日本防衛ではないということをはっきり言っているんですから、これはやはりそういうような見解をアメリカ側は言っているんだから間違いないと思うのです。私はその点は、日本の防衛と極東の防衛とのかかわりというものは認めます。しかし、米軍がある意味というものが変わっているということは、はっきり認めるのが私はほんとうじゃないかと思います。
 議論になりますから次に進みますけれども、そこで、第三の問題と申しますのは、一番やはりこの安保条約の問題は、朝鮮、台湾との防衛にどう日本がかかわっていくかということに、最大の焦点が移っていると思うのです。そこで申し上げたいのは、この点です。次官は「今日まで日本のどの内閣も南朝鮮の防衛に日本の安全保障が関連しているということと、米軍が南鮮の防衛のために、日本の基地を使用することを許容するということをはっきり認める態度をとらなかった。」いいですか、日本のどの内閣も南鮮の防衛に日本の安全保障が関連しているということ、それから、米軍が南鮮の防衛のために、日本基地を使用すること々認めよう、このことをはっきり認める態度をとらなかった。しかし今度の共同コミュニケによってあるいはそれをふえん説明する総理のナショナル・プレス・クラブの説明によって、今度は「事前協議においては、頭からの肯定ではないけれども、なし得る限りイエスを言うということにひとしいところだということを共同声明は言っている。」いままでは全然ノーだ。今度はほとんどイエスと言わんばかりの点まで来ている。こういったことを言っているわけなんで、私はこれは、いままでのどの内閣もはっきりイエスを言わなかった。そのとおりだと思う。今度は総理大臣は、これはむしろ国内的にもはっきりナショナル・プレス・クラブでもまた本院における質疑応答のときも、相当はっきりと、韓国に対する武力攻撃があったならば、それはすみやかに云々というふうに言っておられるのであります。これはもうそのとおりだと思います。この点は何か御説明ございますか。

発言情報

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発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1970-09-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会