根本龍太郎の発言 (建設委員会)
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○根本国務大臣 後ほど事務当局から御説明いたさせますが、御承知のように、ダム工事のような大きな工事あるいは高速道路とか非常な長大橋というようなものは、どうしても技術的にも中小企業では無理な点があります。そういうものは主として大手業者のうち、そうした専門的な技術並びに資力のあるものでやらせることにいたしまして、これも非常に金額の多いものと中くらいなものとに分けてやりまするが、大体A、B、Cの三クラスぐらいに分けておるはずです。それに基づいて、一人の業者だけが入札だから何でもとるということにならないように、できるだけ指名の平均化をはからしてやる。しかし、指名された中においては自由なる競争ということをやらなければなりませんですが、指名の機会は平均化していく。それから、中小企業でも非常に内容が充実して、技術者も誠実性も相当のものだという場合には、ジョイントベンチャー方式をもちましてかなりの大型の仕事まで引き受けることができるように指導しております。それから、建築は非常に大きなものと小さなものがございますので、大きなものは大手のジョイントベンチャーをさせる場合もあります。その下請負に相当の中小企業を使えることになりますれば、そういうものも配慮しつつ、大手と中小企業とのジョイントベンチャーも場合によっては指導してやらせる、こういうことをやらしております。
それから、地建を通じまして発注するところの仕事が相当ございまするが、地建においても大体いま申し上げたような方針に従いまして、各クラスにできるだけ機会均等の配慮のもとに発注させるようにいたします。なお、今度は地方において都道府県がやられる工事は、主として都道府県知事が主体となりまして、大部分が地元業者に発注されております。地方自治体の工事も、特にむずかしいとか大きいものは専門的な大手にやらせる、こういうふうな状況でございまして、全体としては均衡ある発注をするように指導いたしておるのでございます。しかし、実際仕事を受けた実績を見ると、いま御指摘になりましたように、大手のほうがわりあいに受注量が多いということは、それだけ現在の政府関係の工事が大型化してきたということがいわれると思います。この点も、大型化をいたしましても、もしこれがジョイントベンチャー等で確実に中小企業が責任をもってやれるものについては、できるだけそういう機会をふやしてまいりたい、こう思っておる次第でございます。