内田常雄の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(内田常雄君) いま小野さんからも御指摘がありましたように、わが国の人口は、これから十年、十五年の間に急速に老人人口の割合が多くなってまいります。そういうことに対応いたしますためにも、老人対策というものは非常に重要な政治上の課題にもなることを私どもは予測いたしておりますので、単に医療対策ばかりじゃなしに、所得保障の面におきましても、あるいはまた、老人を収容する施設、あるいは住宅等の面におきましても、これらの事態に対応するだけの準備を進めてまいらなければならないと思います。そればかりではありません。ただ年とった人々の何か援護とか福祉対策ということだけでなしに、これから日本人の寿命もまだまだ延びる余地もあるわけでございますので、いわゆる老人という人々にほんとうに働きがい、生きがいを与えるような、そういうようなことも考えてまいらなければならない。さらにまた、労働需給の逼迫等の面に対応いたしますために、これまでと違って、お年寄りの方々でも働きたい意欲や能力のある人も多いわけでありますので、そういう就業あっせん等の面におきましても考慮をいたしまして、老人対策としての総合施策をぜひ私ども打ち出してまいりたい、こういうことを構想いたしまして、ことしじゅうには何か一つの老人総合対策を打ち出す仕組みをつくり出しまして、そうして訴えてまいりたいとも考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 内田常雄

speaker_id: 13196

日付: 1970-04-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会