曾禰益の発言 (外務委員会)

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○曽祢委員 私も両政府が話し合いできめてくれる、これは一番望ましいのですけれども、なかなかそういかないところにむずかしい問題がある。もっとはっきりいえば、少なくとも、どうきめられるかは平和的であるならばかまわない。しかしいずれにしても実力による解放とか、武力による解決ということは、わが国としては国際平和の見地から絶対反対である、こういう態度が基本的になければならない。外務大臣のことですから、ぼくみたいにあまり強い表現はされないことはわかりますけれども、わが国の国民からいえば、わが国の付近でとにかく武力によって解決するということだけはわれわれとしては断じて賛成できない。その範囲内においてぜひ平和的に解決してほしい。台湾と北京政府とが一本になって、それがどういう自治区になるとかならぬとか全部おまかせだ、あるいはその一つの行き方としては話し合いによっていわゆる国家が別にできることもあるかもしれない。こっちから、こうしなければならないとか、口を出すとか、差し出がましいことはしないのだ。しかしその基本としては、私は国連憲章の第一条の精神、民族自決の精神が尊重されなければならないということは考える。また条約について、みずからがこれを破ることはない。こういうような基本線があろうかと思うわけです。ひとつ十分にお考えを願いたい。
 それからきのう、私は参議院の外務委員会のあれを聞いておったわけでもございませんし、むろん速記録をとったわけじゃありませんが、NHKの七時か何かのあれを聞いておりまして、黒柳さんの御質問の趣旨がどういうことかよくわからなかったのですけれども、日本があまり刺激的なことをするなという意味で言われたのじゃないかと思うのですが、台湾との経済関係等についても慎重でなければならぬのじゃないか、こういうような趣旨の御質問らしいのですが、それに対して十分に検討するというようなお話があったというふうに伝えておりました。その真意はどういうことなのか。——経済関係といってもいろいろございましょうけれども、純粋な経済関係、貿易もあろうし、あるいは借款もあろうし、こういう点を——御質問のほう知らないのですけれども、外務大臣の答弁というものについてちょっと私が正確に知りたいので、その点お答え願いたい。

発言情報

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発言者: 曾禰益

speaker_id: 12807

日付: 1970-12-04

院: 衆議院

会議名: 外務委員会