愛知揆一の発言 (外務委員会)

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○愛知国務大臣 毒ガスの問題につきまして、ランパート高等弁務官の発言が、これはわれわれといたしましても、その報道されましたときには非常な心配をいたしたことは事実でございますが、幸いにいたしまして、先ほど御報告をいたしましたように、直ちに開始いたしました対米話し合いで、毒ガスの撤去については米国本国政府の決定によって、いささかもこれに影響させることはないということが明確になりましたので、これはもう私は当然のことと思いますけれども、それだけで満足いたすことは政府としてもできないわけでございまして、移送が決定されたのは米国政府の決定であるが、しかしただいまもお尋ねのようにその安全性についてはどういうふうに納得ができるか、あるいは時期については一日もすみやかにという御決議を両院の委員会等においてもいただいているわけでございますから、その両院の決議に従って、政府としては対米折衝をなお一そう強力にやらなければならぬわけでございます。この点についてはまだ十分な結論を得ておりませんですから、この点についてはさらに強力な折衝をいたしまして、随時明らかにしてまいりたいと思っております。その中で安全撤去、安全移送については今月の十二日以来御報告を申し上げておりますように、米側の最高責任者を東京に招致いたしまして、関係各方面の専門家とともども点検を——点検といいますか、その計画についての点検をいたしまして、ただいままで明らかにされておりますことは、累次御報告のとおりでございますが、公開をして、たとえば輸送等についても日中に限定してこれを行なう、あるいは日本側の官憲が現場において立ち会う、参加をする、そしてコンボイの編成それからその内容等についても相当具体的なところまでは納得ができたわけですが、さらに一そう納得のできるような状況において、そして県民の方々の御納得の上に立った御協力をいただいて、まずこの百五十トンは私は一つの試みであると思います。そしてこれがうまく実施できましたならば、この一回の輸送量百五十トンというものは単位の上から申しましても十倍以上の量が一回で運べるということは確実に行なえると思いますから、ジョンストン島の整備を急いでもらうと同時に配船計画その他を十分米側でも考えてもらいまして、そして一万三千トン全部がなるべくすみやかな機会に撤去されるようにということについて、ぜひ具体的な結論を得て県民の方々に御安心を願うようにいたしたい、かように存じております。

発言情報

speech_id: 106403968X00319701224_007

発言者: 愛知揆一

speaker_id: 34728

日付: 1970-12-24

院: 衆議院

会議名: 外務委員会