安井吉典の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○安井委員 軍事裁判のあり方についての問題でありますが、先ほども西銘委員の質問に対して、大臣は、裁判の移管の問題についてもいろいろ検討をしながら折衝を続けていくという御発言であります。私は、それより前に、政府が、一体、これまで沖繩で行なわれてきた軍事裁判のあり方についてどういうふうな考え方を持っているのかということを、ひとつ伺っておきたいわけであります。
さっきも御指摘のありました八年前の、中学生が青信号で渡っているところへ米軍の車が突っかけてひき殺した、そのひき殺した米軍人は無罪、そういう問題をはじめ、五月の具志川市の女子高校生の刺傷事件だとか——それだってろくな判決は出ていません。——今度の糸満の問題もそうであります。酔っぱらって八十キロ以上のスピードを出して歩道を歩いている女の人をひき殺して、それで無罪という判決のあり方であります。その裁判の移管の問題について、非常に消極的な言い方を今日まで政府はされているわけでありますけれども、こういう裁判のあり方について矛盾は感じてないのか、これでけっこうだと思っているのかということであります。昨日の参議院の沖繩対策特別委員会では、山中総務長官は、残念なあり方だというふうな表現をされているようでありますけれども、外交の折衝の責任に当たっております外務大臣の、折衝に当たる感覚といいますか、そういうものをひとつ伺っておきたいわけであります。