安井吉典の発言 (外務委員会)
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○安井委員 どうも大臣の御答弁は、軍紀を粛正すれば犯罪は少なくなるだろうし、起きた犯罪の捜査についてもいろいろ努力をしているということで、肝心の裁判が公正か公正じゃないかということについてまともからお答えになりませんでした。しかし、裁判を沖繩県民の意思をくんでやってくれという申し入れをしているということは、裏を返せば、いまの裁判のあり方について大臣自身も、困ったことだと、こう思っておることは明らかなようであります。
いま沖繩では、この間の糸満の事件について、裁判のやり直しをせよという世論が強く巻き起こっております。あるいは、ずっと以前から続いてきた、私どもから見れば、決して公正ではないと思われる軍事裁判の記録を公開せよという要求も強まっています。私は、ほんとうに大臣も、公正じゃないというふうなお考え方がどうも裏にあるようだし、また、アメリカ軍のほうは、公正に行なわれているという自信があるならば、少なくも、軍事裁判記録をはっきり公開をする、どこから見てもこれは正しいのだということを示すことによって、沖繩の県民も納得できると思うわけでございます。やはり県民感情を非常に大切だというお気持ちがおありなら、私は、アメリカ政府に対して、県民を納得させるためにも、正しい裁判が行なわれているんだ、その実態はこうなんだということの公表をするようにという交渉を、あるいは要求を大臣にしていただきたいと思うのですが、どうですか。