愛知揆一の発言 (外務委員会)

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○愛知国務大臣 ただいま分析して非常に建設的な御意見を伺いまして、非常に参考になりましてありがたく考えるわけでございます。確かにただいま御指摘になりましたように、民政府の裁判あるいは琉球政府の裁判あるいは裁判権全体の日本への移管、いろいろこう内容があるわけでございますが、それらについてただいま御言及にもなりましたが、参議院の昨日の御決議もそういう点を十分御理解の上でなされた決議であると承知いたしておりますが、それらの点につきましては、先ほど来申し上げておりますように、私としてもコザ事件が起きてから連日駐日大使とも会談をしているようなわけでございます。日弁連の決議、御意見というようなものも十分に参考にして善処してまいりたいと考えております。ただ私は、やはり制度としては非常にむずかしい問題でございますから、その間に処して一言で申せば、沖繩県民の方々の心を心として、この返還までの比較的短い期間でございますが、何とかよい知恵をしぼり、日米間で協力して一つの線を出したいものであると考え、同時に、またそういうことを言うかとおしかりを受けるかもしれませんけれども、もうすでに年も押し迫っておりますから、いよいよ七一年になりますれば、七一年の上半期の終わりころまでには返還協定を作成をして、両国の合意をするというところまでこぎつけたい。かなり具体的に進んでおりますので、その返還協定の上では、裁判権全体の問題が、先ほど申しましたように完全に本土に移管されるわけであります。それらについても、あわせて真剣に検討いたしております時期でございますから、私はその返還協定の作成並びにその後における国会の審議を通しまして、沖繩の本土復帰が七二年と申しましても、その中のすみやかな時期に実現が期し得るように、抜本的にこういう問題がクリアーされるように、その日の一日も早く来たるような努力をまたひたむきにやるべきときであると、かように私としても決心を新たにいたしているような次第でございます。

発言情報

speech_id: 106403968X00319701224_019

発言者: 愛知揆一

speaker_id: 34728

日付: 1970-12-24

院: 衆議院

会議名: 外務委員会