須賀貞之助の発言 (農林水産委員会)

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○須賀政府委員 ジュリアナ号の事件につきまして船長のとった態度その他についての御質問でございますが、お答えいたします。
 ジュリアナ号は、三十日の朝七時過ぎ新潟港に参りまして、私のほうの停泊地の指定というものを受けておりまして、これは岸壁で停泊する、こういうことになっておるわけでございまして、岸壁のほうも準備しておったわけでございますが、検疫錨地に参りまして検疫待ちあるいは水先案内人待ちという状況であったわけでございまして、その間船長がそこでいかりをおろしておったわけでございますが、通常新潟港につきましては特に冬季波浪が非常に強く、風も強いということでございまして、危険があるということは十分承知しておったわけでございまして、船長は海図と水路誌というものによりまして、その他の方法によってもいろいろ研究するわけですが、入港する前に海図はもちろんのこと、水路誌を見るということは常識だそうでございますが、その水路誌によりますと、新潟港の冬季は特に荒れるということが書いてありまして、危険な場合には佐渡の両津といったようなところに避難港がある、こういうようなことが明らかに書いてあります。
 さて、この三十日は一体どういう天候であったかと申しますと、二十八日から警報が気象庁のほうから出ておりまして、これによりまして再三再四警告を与えておるわけでございます。したがいまして、遭難しましたその三十日の夕方の四時過ぎにおいてもまた警報を発しておる最中であったということでございまして、こういう点において船長に抜かりがあるのではないかということがいわれるのじゃないかというふうに考えておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 106705007X00419711223_008

発言者: 須賀貞之助

speaker_id: 7867

日付: 1971-12-23

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会