成田知巳の発言 (本会議)

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○成田知巳君(続) 間違いないといわなければなりません。
 総理、あなたが国民に公約し続けてきた、核はつくらず、持たず、持ち込まないといういわゆる非核三原則は、すでに破られていると国民が考えても、それは当然ではないでしょうか。
 また、共同声明第四項には、「韓国の安全は日本自身の安全にとって緊要であり、台湾における平和と安全の維持も日本の安全にとって重要な要素である」とうたっております。これを受けて、総理は、ワシントンでの演説で、万一韓国に対して武力攻撃が発生し、これに対応するため、米軍が日本国内の施設、区域を発進基地として使用しなければならない場合には、日本政府としては、事前協議に対して積極的かつすみやかに態度を決定する方針であり、台湾についても同様の措置をとることを米国に約束しておられるのであります。
 これは、沖繩のみならず、日本本土の基地から米軍が韓国、台湾へ直接戦闘作戦行動をとることを事前協議で認めるということであります。ノーの事前協議からイエスの事前協議への重大な変質であり、安保条約のアジア安保、核安保への拡大強化にほかなりません。もしそうでないと言われるならば、まず、総理は、公式にみずからの演説を取り消すのが政治家としての責任ある態度だと思います。(拍手)
 最近、総理は、われわれの追及にあって、共同声明中の韓国、台湾に触れた項は一言多かったと国会で答えておられますが、一言多かったで済まされる問題ではございません。事は、日本とアジアの平和と安全にかかわる重大問題であります。問題の沖繩返還協定は、総理の言う一言多かったその共同声明を基礎としてつくられたものであります。だとすれば、あやまちをあやまちとし、当然、返還協定のやり直しを米国に求めるのが、日本国総理としてのあなたの国民に対する責任ではないでしょうか。(拍手)
 にもかかわらず、総理は、自民党による協定の強行採決という暴挙をあえて許されました。さらにまた、返還協定の実質をなす関連国内法案が会期中に成立困難と見るや、ただいま……
  〔発言する者あり〕

発言情報

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発言者: 成田知巳

speaker_id: 17493

日付: 1971-12-24

院: 衆議院

会議名: 本会議