大石武一の発言 (公害対策及び環境保全特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(大石武一君) 最初の御質問の、山村の住民たちの生活を犠牲にしてまで自然を守るのではないかというような心配があるようでございますが、われわれは、そのようなことは考えておりません。決して犠牲をしいるのではなくて、正しい生活環境を保つということが、都会人のレクリエーションだけに使うのでなくて、そこに住む人々の、地域の人々のやはり正しい生活環境を守ることが、われわれの考え方の根本であるということを認識してもらいたいと思います。
それは、いろいろ詳しいことを申し上げなければなりませんが、そのような時間的な余裕もございませんので一切言いませんが、ただ単なる、いわゆるいままでの政策、高度経済成長優先主義の、そのようなものの考え方、開発というようなものの考えでは、断じてそのような山村の人々の生活は救われないということをはっきり申し上げたい。もっと広い見地から、長い立場から、その彼らの持っている、いままでせっかく温存されたりっぱな自然環境を、これを正しく利用することが、将来のりっぱな発展のもとであるということを認識してもらいたいと、こうはっきり思う次第でございます。
それから第二点につきましては、各官庁から、いろいろとあたたかい理解ある答弁を聞きました。非常にうれしく思いました。しかし、このような一部の官庁の理解だけでは、とうていわれわれの日本の正しい豊かな自然環境を完全に守ることは、まだまだ十分でないと思います。一そうあらゆる熱意を持って、全国民の支持のもとに、あるいは理解のもとに、協力のもとに、この日本の正しい自然が守られるように努力してまいりたい、そういう決意でございます。