曾禰益の発言 (外務委員会)
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○曽祢委員 もう一つ具体的な問題で、横須賀の基地の問題に関連して伺いたいのですけれども、時間がもうなくなってしまいましたので、外務大臣は時間どおりでやっていただきまして、あと委員長のお許しを得まして、外務大臣への質問が共産党の松本君の済んだあとで、外務当局、防衛庁当局それから運輸省船舶局当局にお残りを願って詰めたいと思います。概要だけ外務大臣に申し上げて御答弁を願いたい。
横須賀基地の問題で二つありまして、一つは艦船修理部門いわゆるSRF、艦船修理部門の日本への返還の問題が四十五年の十二月以来、日米安保協議委員会で、六号ドックを除いて日本に返還するということになったのが、いろいろございまして延び延びになって、そして御承知の一号から三号は防衛庁が自分用に使う。四号、五号は日米間の話し合いがのき次第日本に返すということで今日まで延び延びになった。いよいよ詰めの段階に入ったようでありまして、防衛庁のほうも早く自分のほうで使いたいですから、いずれもアメリカの基地のままで、一号から三号は自衛隊が、四号、五号は日本の運輸省が中心になってでしょうが、日本政府がこれを共同使用——事実上は民間の船舶造船会社に共同使用させようという方向で進めようとしておられるようであります。それは従来の政府の答弁から見ると非常に違っているわけです。四号、五号が返還ということの原則がどうもおかしくなるのじゃないか。そういうことはない、原則はあくまで返還であるというふうにはっきり御証言があると思うのですが、その点はどうであるか。
第二の問題は、続けて伺って一括御回答願いますが、いわゆる横須賀基地のアメリカの空母の母港化の問題です。この点についてもいろいろ話がございましたが、私は、エンタープライズは絶対に来ないのだ。そして通常の航空母艦の乗り組み員の家族のいわゆる住宅がこれも日本政府から金を出してつくってアメリカに提供させる。基地の拡大にはならないのだ。いわゆる民宿という形でもいいからということを言っているやに聞いているのですが、それならそれで母港化ということについての現地の心配もずいぶん変わってくるんじゃないか。そういうことについて外務省がどういうふうにお考えになっているか、これをひとつ明確に御答弁願います。