根岸正男の発言 (物価問題等に関する特別委員会)
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○根岸説明員 お答え申し上げます。
まず、灯油の需給につきまして御説明申し上げますと、四十七年度、これはまだ完全に統計が集計されておりませんので、実績はまだ出ておりませんけれども、一応実績見込みで申し上げますと、これは供給計画のベースとほとんど狂っておりません。いまの速報ベースでいきますと、全体で約八万キロぐらいの狂いでございますが、一応消費量としては一千八百万キロというふうに、四十七年度はなっております。このうち、農林水産用といたしまして百四十三万三千キロ、それから鉱工業用といたしまして三百三十万六千キロ、それから建設・運輸関係といたしましては七十三万一千キロ、それから、いわゆる一般民需というものが一千二百五十三万一千キロございまして、これに対しまして生産は一千七百六十七万三千キロという供給量でございます。これは、消費より供給のほうがちょっと少ないじゃないかというお考えもあるかと思いますが、四十六年度は暖冬でございまして、非常に在庫が多かったものですから、その在庫を消費に回すという形で、この体制が十分とれたわけでございます。
四十八年度といたしましては、需要としましては二千三十四万九千キロという数字を、いまわれわれは想定しているわけでございます。この数字は、対前年伸び率でいきますと一三%アップでございます。この内訳としましては、農林水産用が百四十九万七千キロ、鉱工業が四百九十二万三千キロ、建設・運輸関係が七十六万三千キロ、それから民生用が千三百十六万六千キロということで、これに対します生産・供給は二千六十八万九千キロというような需給を想定しているわけでございます。
ここで一つ申し上げておきたいのは、鉱工業用関係につきまして、四十七年度が三百三十万キロに対して四百九十万キロと、百六十万キロの増加、約五〇%近くの増加を見込んでおるということは、われわれとしましては、鉱工業関係で公害対策用として、やはり非常にローサルファであり、かつ、ばい煙規制が非常にきびしくなっておりますから、ばい煙が出ないというための燃料として灯油にだんだんかわってきておるという状況でございまして、ただいまのところ、そういう需要を転換需要とわれわれ俗称しておりますが、転換需要も相当ここで見込みまして、二千万キロの生産をいたしますれば、十分今期においては需給はまかなえるのではないかというふうに考えているわけでございます。