増原恵吉の発言 (本会議)
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○国務大臣(増原恵吉君) まず最初に、自衛隊にはたいへんな欠員があるのに、六千九百八十八人の増員をする理由はどういうことであるかという御趣旨であったように承りました。
このたびお願いをしました防衛二法で、六千九百八十八人をお願いをしておりまするうちで、陸上自衛隊は、四十七年度にお願いをいたしましたのが廃案になりまして、また再びお願いをしました千人でございまして、残余の五千九百八十八人は、航空自衛隊及び海上自衛隊でございます。
航空及び海上につきましては、現在も、この定員の充足率は九六ないし九七%でございまして、官庁におけるこうした定員の充足から考えまして、きわめて十分な充足率を持っております。
陸上自衛隊のみは、八六%程度の充足率であることは、たいへん残念でございまするが、陸上自衛隊における部隊の編成を考えまする場合には、やはり定員をもって部隊編成を考えませんと、部隊の訓練、運用が適切を期し得ないわけでございまして、新しい部隊をつくりまする際には、どうしても定員をとりまして、御協賛を願いまして進展することにいたしてまいりたいと思うのでございます。なお、充足率につきましては、適切な方法を講じまして、この向上を期してまいりたいと思うのでございます。
なお、部隊員の募集に関しまして、具体的な問題についての御批判がございました。事実を一々申し上げることは、いささか細目にわたり過ぎると存じまするが、自衛官が、満十八歳未満の人について勧誘をいたしましたところ、両名が自衛官になることを承諾をした。ただし、入隊までに期間がある。その間、実は衣食の道が適切にないということで、勧誘しました者がアルバイトをあっせんいたしました。その後、調査によりまして、この両名が十八歳未満の者である、あるいは一名は家出をしておるという事情の者であることがわかりまして、この両名についての採用は取り消しに相なったわけでございます。
将来といえども、自衛官の募集につきましては、十分に心をいたしまして、間違いのございませんように、適切な募集活動をさせる決意でございまするので、御了承をいただきたいと存じます。(拍手)
〔国務大臣加藤常太郎君登壇〕