吉田法晴の発言 (予算委員会第一分科会)
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○吉田分科員 時間がございませんので、具体的に法務省でのやりとり、特にさっきの戸籍の問題は、佐々木参議院議員や、あるいは衆議院でも八木委員その他から要望が出ておることだと思いますけれども、先ほどの民事局長の答弁ではございませんが、やる気がない。そこで、全国的に部落問題についての、大臣が言われるような差別意識をなくすため、あるいは差別的な就職やあるいは結婚など基本的な問題についてなお依然として差別が残り、そしてほんとうの法の前における平等が保障されていない、それをどうするかということで、これはいま総理府にございますが、従来は厚生省でしたが、厚生省だけでなしに、各省において問題の解決のために、ほんとうに差別をなくするために努力を願っておる。それで人権問題は、これは法務省の当然の任務だと私は考えますが、これらの人権意識あるいは差別をなくするための啓発活動等は積極的にやられるべきだと思います。全くやられていないとは言いません、やられていないとは言いませんけれども、人権擁護局長が、あるいは関係者の民事局長が、先ほど来の答弁のように口では言っておられる。口では言っておられますけれども、人権擁護局長ではありませんけれども、にやにやしながら話を聞いておられる程度では、この問題は解決しません。根本的にひとつ決意を固め、予算も必要な経費については計上をしてやってもらいたいと思うのであります。
そこで、時間がありませんから具体的に申し上げます。部落差別による人権侵害事件に対する相談所を法務局単位に設けてもらいたい。
それから、日常広範に生起をする差別事件の解決に対処できるように、地方法務局に専任職員を配置してもらいたい。
このやりとりを見ますと、法務省の人権擁護局にも何人かの担当者はおられるようでありますけれども、これは本気ではなさそうであります。もっと本気で問題解決のために努力をしてもらわなければならぬと思いますが、それらの部内の啓発あるいは意思統一等はさらにお願いをするところでありますが、こういう地方法務局における専任職員と相談所の設置について、それから、除籍簿並びに戸籍原簿の差別悪用の責任を明らかにするとともに、その抜本再製のための予算を計上していただきたい。これは課長と折衝をいたしましたところでは、金額が大きいから何ら前向きの姿勢はなくて、局長にさえ会わせておりません。これは局長に相談をしたって、そういう予算を計上する気持ちがないから会わせる必要はない、会う必要はないと言われております。
それから最後に、部落差別を挑発をする興信所並びに探偵所の横行に対する規制の措置を、法的な規制を含めて講ぜられたいという要望がございますが、これらの点についてどう考えられるか。おそれ入りますけれども、一括して大臣なり関係局長から答弁を願いたいと思います。