原田昇左右の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(原田昇左右君) 一般的に規制が強化され、取り締まりが強化されれば、施設の利用度が上がるという事実は、あるいはそういう事実があろうかと思いますが、要するに川崎市で計画いたしましたのは、やはり処理能力は将来船舶のふえることも見越しまして、設置した当時は若干多目に計画をするのが普通でございます。
それから、もちろん規制の当初は、若干法律的にもゆるい条件がございましたので、利用度は少なかったわけでございますが、最近におきましては、川崎市ほか東京湾にはたくさんの積み出し地におきまして、廃油処理施設が整備されまして、その整備に見合いまして、施設未整備港に対する適用除外というものをはずしたわけでございます。これは鶏が先か卵が先かという議論になりますが、要するに施設が全然ないとき、全面的な禁止をかけましても、タンカーとしてはオペレーションができないという状況になるわけでございます。したがって、どうしても初めはまず施設を積み出し港には全部整備する、その整備を待って全面的に禁止をかけるということになりますので、私どもとしては、本年の四月以降、全国的に施設未整備港に向かって走ります船舶というものはもうなくなりましたので、全国的な積み出し港におきます廃油処理施設の整備と相まちまして、全面的な禁止規定が内航タンカーにかかっておる、こういうふうに解釈しておるわけでございます。
したがって、施設の利用度もそこへ来るタンカーにつきましては、もちろん不心得者もあろうかと思いますが、このほうは海上保安庁にびしびし取り締まっていただくことにいたしまして、施設と法律規制との関係では、一応現在は網の目が全部完全にかかっておるというように解釈いたしております。