薗村泰彦の発言 (運輸委員会)
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○薗村政府委員 お答えいたします。
ことしの見込み数字で申し上げますと、日本のボンド油を外国船に七百三十万キロリッターくらい内地で補油をして与えたい。それから逆に、日本船が海外で先ほど大臣から申し述べましたように、二千六百万キロリッターの全体の量の約半分、したがって千三百万キロリッターくらいは外地で補油をしたいということの計画でございます。したがって、七百三十万キロリッターを与えて、千三百万キロリッター程度を外地で補油を受けていきたいというのが日本側の現状でございまして、その限りでは、平生の状態では外国とお互いに便宜を供与し合っていくといういい傾向がずっと続いておったわけでございます。ところが、最近の世界的な石油の危機でございますので、私どもの船も、先ほどから先生御指摘のように、ところどころでやはり油の補油に不足をしているという現状でございます。しかしながら、私どもとしては、こういう基礎的な数字を踏まえまして、諸外国がそれぞれの外国船に油を供給し合うといういい関係をできるだけ続けていきたいと思いますので、私どもも邦船に対するボンド油の要求と同じように、外国船にもボンド油を分けて与えたいということで、通産省にその量の要求をしておるという現状でございます。
ただ、外国船の実態の把握が実は非常に困難でございまして、いままで契約関係のない外船がたまたま日本に寄って、日本で油がもらえるぞということで集まってくるということでございますと、とても外国船にまんべんなく油を配給するというわけにいきません。
それから日本船も、実はスピードダウンをするとか配船調整をするとかいうことでかなりきびしい制限を受けて運航して、その日暮らしをしておるという実情でございます。それからまた、日本船が外国で油を与えてもらう相手国と、こちらで油を与える相手国とがバーターになっておると申しますか、ちゃんと相互関係になっておるということもございません。したがいまして、この油の危機については、私はやはりもう少し事態が進みましたら何か国際的な話し合いが行なわれるのではないかという気もいたしております。