米原昶の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)
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○米原委員 私が専門家に聞いたところが、公害関係のほうのデータは放射能の測定に比べると、捏造しようと思えば、はるかに簡単にできるという意味で逆に心配している。放射能関係は、データを調べさえすれば捏造だということは、わりあいに簡単にわかるけれども、公害関係のほうは、わかりにくく捏造されやすいわけですね。その点について十分な検討を行なって、その結果を、ひとつこの委員会にも報告されるように希望しておきます。
もう一つ聞きたいんですが、これもきのうきょうの新聞にもちょっと出ています。これは直接には環境庁の監督下にある問題でないのかもしれませんけれども、しかし、環境行政という点で、これは黙視できないので……。
福島の原発の問題です。この調査というものがやはり分析化研のほうに出されて、しかも福島県の科学者が中心になってこれを調査しますと、その中で二十二カ所書きかえがあった。これは新聞にも、一部の新聞に出ています。きょうの新聞でもちょっと報道しておりましたが、ところが、そういう状態で重大な疑問が提出されているのに、審査会のほうは総合審査せずに、とにかく一応これはパスだという結論を出したということで、きょうの新聞も報道しております。
これはゆゆしい問題だと思います。これだけの問題が起こったわけですし、この点をしっかりしないと、逆にこういうやり方をしていれば、将来考えると、確かに原子力発電所の問題は考えなくちゃならぬ。しかし、そのためには絶対に住民に被害を起こすことのないようにするということが、もう条件だということは、これは当然なことだと思うのですね。こういう問題に対して、環境行政全般の見地からしてどういうふうに考えられるか、長官の見解を聞いておきたいと思います。