米原昶の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○米原委員 いまの話を聞いていますと、すべて技術上の問題になっていくわけです。そこのところを環境庁のほうでがんばってもらわなければ困るのです。技術上の問題というと、しろうとはすぐに、それはちょっと無理なんだろう、なるほどと思います。問題は国民の健康を、技術上の問題の犠牲にしてはならない。これがむしろ環境庁の原則でなくてはならぬと思うわけであります。その点考えれば、自動車メーカーの生産を野放しにしてメーカーに大もうけをさせて、実際のところ日本では、アメリカの平地部分とでは十倍の密度で車が走りまくっている、こういう野放しにしておいて国民の健康を脅かしてきた。ここで技術上の問題、もちろん技術上の問題がないとは、われわれは実際は思いませんが、とにかく技術上の問題を理由にして、こういう問題をずるずる何回も延ばさせるやり方というのが問題だと思うのです。
 とにかく国民の健康のほうが大事なんだという点、そこでがんばっていただかないと、まさにここに国民優先か企業優先か、どちらだろうと国民、いま見ているのです、政府のやり方をすべて。各省のやり方を全部見ておりますよ。環境庁は国民優先なのかという点、非常に疑問をいま抱いているところなんで、この点は、ひとつもっとがんばっていただかないと、私は困ると思うのです。軽乗用車の問題でも、何か結局技術上の問題で、業界の言い分をのむような行政の姿勢、こういうことが問題になっているのですよ。私はそういう点で、この規制に重大な疑惑を持たざるを得ないです。
 断固として五十一年規制を実施する決意があるかどうか、これを最後に長官にお聞きしまして、私の質問を終わりたいと思います。

発言情報

speech_id: 107204209X00519740220_025

発言者: 米原昶

speaker_id: 2956

日付: 1974-02-20

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会