岡本富夫の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○岡本委員 本国会で初めての質問でありますので、まず環境庁長官の所信表明について少しただしておきたいと思います。
    〔委員長退席、坂本(三)委員長代理着席〕
 長官の所信演説の中で「いまや、わが国にとって、一つの時代は終わりを告げ、資源多消費型の産業構造や生活様式の転換をはかるべき新たな時代へ、大きく一歩を踏み出すべきときに来たことを痛感する」こういうことでありまして、そのあとに公害対策の第一、「総量規制方式を採用する」こういうように出ておりますけれども、公害対策の根本、この理念につきまして、この総量規制から私は一ぺんお聞きしたいと思うのです。
 これは水質保全局長、それから大気保全局長の両方に入るわけですけれども、たとえば総量がその地域においてPCBあるいはいろいろなものですが、汚染物質が何トン、こういうようにきめるその根拠というもの、その総量を規制する根拠というものは何になるのか。と申しますのは、一応一〇〇%の汚染の中から五〇%に押えたとしましても、やはりあと次々と出てくるわけですね。ですから、いつかはまたこれは一〇〇%になってしまう。そこで、この総量規制の考え方について、自然浄化力と申しますか、自然に浄化をする力を地球というのは持っていますから、そこまでに押えた総量規制にするのか、それともこれからまだ蓄積していくのを若干規制するだけの総量規制にするのか、この点について一ぺんお聞きしたいと思うのです。

発言情報

speech_id: 107204209X00519740220_029

発言者: 岡本富夫

speaker_id: 25930

日付: 1974-02-20

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会