米原昶の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)
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○米原委員 そこで問題は、これをただ値上げという形でいくのは、もう一つの点でたいへんな問題じゃないか。実際は責任のがれになるのじゃないか。飛行機、新幹線、それから自動車、どれをとってみても、いわゆるモータリゼーションですか、そういう中で、飛ばせ、飛ばせというので増便を続けてきたわけです。もうけた飛行機会社、それから国鉄の場合は、在来線をむしろ減らして、新幹線で大もうけしているわけです。あるいは道路の混雑も排ガスもかまわないで年間に六百万台を生産した自動車会社、それに合わして飛行場や高速道路をどんどんつくらしてきた政府の責任という問題もあると思うのです。それをごっちゃにしている。汚染者負担の原則を貫く場合に、非常に慎重にこれを見分けていかなければならないのじゃないか。
特に新幹線について聞きますが、新幹線公害に対する費用の一部として、料金の値上げということが問題になっているようですが、私思うのに、四十五年、四十六年、いずれをとってみても、新幹線だけをとってみれば、一千億円以上の黒字を出しているわけです。それを何か値上げによって解決する、これはおかしいと思う。やはりその点は国鉄として、当然値上げしないで出させなければ、ほんとうの原因者負担にはならない、私はそう思うのです。この点について長官の意見を聞いておきたいのです。