川俣健二郎の発言 (社会労働委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○川俣委員 ただいま社会党から提案された労働基準法の一部改正にもあるように、基準法違反の七〇%の王者は労働災害、安全衛生である、こういうように訴えております。もちろん、労働省の重大な業務分掌の一つは労働災害であることは、論をまたないわけです。
そこで、まず基準局長に聞くのですが、一昨年に労働基準法十五カ条に盛られておる労働災害関係を抜き取って——百二十二条でしたか、細則、附則を入れると膨大な規則に改正した。そこで与党、野党を問わず、何で基準法から抜き出して安全衛生にかえるのだ、これが当然ながら、矢つぎばやに質問が出た。そうしたら、基準局長はとうとうと答えた。その審議は実に五回の委員会で、最後は全会一致で可決になった。そこで、先ほどの基準法違反の七〇%の王者が労働災害であるというように、私らは、この安全衛生法ができ上がれば災害がなくなるんだという、それこそ大きな期待で若干の不満を超越して、全員一致で可決した。
そこで、事務局のほうから、一体災害が減っているのか、昨年一年間の死亡なり重傷の件数がどのぐらいなのか、これをひとつ用意してもらう前に、基準局長からもう一ぺんおさらいで、基準法を安全衛生法に切りかえた——あのときの局長は、かなり哲学めいた信念をもって、安全衛生法に切りかえなければならぬということをわれわれに口説いた。ところがわれわれは、この安全衛生法ができれば災害がなくなるものだと思っているんだが、これはだまされたんじゃないかなというような感じもするので、あのときの提案趣旨の文句をもう一度、局長がずっとしゃべったやつを議事録六冊ばかり持ってきておりますが、ひとつおさらいでどういう趣旨であったか、御説明願いたいと思います。