土井たか子の発言 (社会労働委員会)

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○土井委員 その問題については、国外に対して、先ほど外務省のほうからの御答弁にございましたように、年々国際機関では家族計画なり人口対策なりに対する対策が進んでまいりまして、それに即応して基金の中身もふえていっているわけであります。したがって、日本がこの基金に負っている拠出金の中身もふえていっているわけであります。また、それだけの認識があるから日本も拠出金を出しているわけであります。国内の家族計画に充てられている費用は、また費用だけではありません、家族計画について考えられております政策の中身は、それに比べますと、遅々として進んでいないということが、私は実際問題だと思うのです。これは先ほど厚生大臣の御答弁にもございましたが、人口対策、人口政策というふうなものは、もうちょっとこれは煮詰めなければ、ほんとうのところまだまだわが国では人口問題に対しての読みが十分ではないというふうな意味の御答弁がございました。その辺がまだまだ十分でない限りにおいて、家族計画に対して熱心であるはずがないということが一つは言えるわけです。だから、そういうことからすると、国外に対して、いま国連を通じての日本の外交姿勢と、国内において、それならば日本の国内はこういうふうにやっていくのだ、だから国際社会においても、日本という国は、なるほど人口対策についても、あるいは資源の問題あるいは食糧の問題あるいは公害をはじめとする環境保全という問題、それから何といっても戦争ということを予防して、戦争を起こさない、これを考えて、生まれた人たちに対しては幸福な生活を、また、そういう人たちに対しての人権というものを十分に尊重していく、こういうことをなるほど考えている国だなということにならなければうそだと思うのですが、その辺のアンバランスというのが少しあるようであります。

発言情報

speech_id: 107204410X02919740523_014

発言者: 土井たか子

speaker_id: 16322

日付: 1974-05-23

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会