瓜生順良の発言 (内閣委員会)
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○瓜生政府委員 私たちは、現行憲法の第九十九条で憲法を十分順守しなければならないことは、深く承知をいたして仕事に当たっておるわけであります。したがって、旧憲法時代と同じようなことを考えてはいけないということは十分承知しておるつもりでございます。
いろいろ何かおあげになりました例については、それぞれ非常にどうかと思うような表現がその中にあります。その点は、私もそう思います。しかし、それを、ここで私どもの立場で討論するのも、ちょっとどうかと思いますので遠慮いたしますが、しかしながら、この新しい象徴としての天皇、人間としての天皇の姿が、何といいますか、単に古い伝統の上だけに立っておられたのではいけないので、古い伝統は軽視はできないが、やはり皇室のずっとありますのも、古い歴史の上をずっと貫いてきておられる点にまず根本があると思いますから、その点は無視してはいけないと思いますが、新しい国民の心と結びついていかなければ、これは国民の期待に沿わないことであり、また皇室の基盤である国民の総意に基づくという点にも反するわけでありまするから、そういう点は、今後、われわれが仕事をする上においては、十分に考えてまいりたいと思っております。