吉田法晴の発言 (内閣委員会)
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○吉田委員 時間がございませんから先に進みます。
部落問題というものは、十年間で一応基本的には片づくようにという努力をお互いにしているわけであります。そうしますと、必要ならば借りに来たらいいじゃないか、こういうことでは、実際に片づかぬのです。これは同和対策全体として、各町村ごとに基本計画を立てますが、中小企業なら中小企業として、それが大阪府を経て、あるいは市町村を通じてでもかまいませんけれども、やはり通産省なら通産省として、中小企業対策、この基本についてはこういう計画を持っておる、同和対策全体の中で中小企業対策をどう持っている、こういうビジョンが必要だと思うのです。
〔中山(正)委員長代理退席、委員長着席〕
このことは、この中に書いてあるのですけれども、実際には府県から通ってきたものに対して、それがいいとか悪いとかいう話で、それは高度化資金があるじゃないか、高度化資金の別ワクがあるから、それを使ったらいいじゃないかということでは、これは他力本願ではございませんけれども、ほんとうに片づかぬということを申し上げて、お考えをいただきたいというわけです。
時間がございませんから次に移ります。
和泉の人工真珠、大体は御存じのようでありますが、ドル・ショックでアメリカへの輸出が三分の一に減った。三分の一減ったのじゃなくて、三分の一に減った。少し回復をしたけれども、やはり半分以下にはなっている。そして昨年からの石油パニックの影響で、材料が異常に値上がりをし、ガラスの玉もプラスチックの玉も、プラスチックの玉は特に化学製品の値上がりによって三倍になっている。昨年の八月、八円しておったのが、現在では二十一円から二十四円する。そして輸出は半減をする、材料代は三倍になる。そうすると売り上げに影響をし、生産がたまっているわけです。何らかの方法はなかろうか、あるいはガラス、プラスチックの玉の原材料を自分で製造する、あるいは協同組合で製造する、そういう方法を考えたらどうだろう、それを可能にする方法を共同化、近代化で助成をしてもらう。それからアメリカの輸出激減にかわる生産販売の保証あるいは融資を考えてくれぬか。それからもう一つ、人工真珠もだいぶ減ったようです。
そこで、時間がございませんから、お手元に差し上げておきましたが、四十九年度の事業計画案ということで、海外調査も含み、あるいは指導教育事業、情報あるいは資料の収集及び提供事業、調査研究事業等、あるいは共同作業、こういうこと、それからここに書いてございませんが、たとえば長崎のべっこう細工は、長崎の観光ルートに入っておる、輪島塗りは輪島の観光ルートに入っておる、そういう方法を考えられぬだろうか。これは地元の県や市町村の問題になりますけれども、要するに材料は上がったわ、それから輸出は減ったわ、惨たんたる状態の中から、ぜひ共同化も進めたい、あるいは材料の共同生産もやりたいが、近くに自衛隊の土地がある、その中からぜひ二万坪ほど分けてもらえぬだろうか、なお転廃業のことについても制度を設けてくれぬか、こういう話等がございました。これらの点について、転廃業の制度あるいは協業化、高度化について、その団地の点についても、これは地元の協力も必要でございましょうが、援助が願えないだろうか、こういう点についてお尋ねいたします。