近藤鉄雄の発言 (農林水産委員会)
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○近藤委員 私は、本日この委員会の席をおかりいたしまして、いわゆるカドミウム問題、とりわけカドミウム米問題についていろいろ政府の御意見を承ってまいりたい、かように考えております。
このカドミウム問題が世上非常にクローズアップされましたのは、いわゆる神通川流域のイタイイタイ病、世界にまれな奇病でありますこのイタイイタイ病というものの原因が何であるかということについていろいろ調べたところが、どうもカドミウムがその原因じゃないか、こういったような考え方からこの問題が一躍マスコミその他においても大きく取り上げられたわけでございますが、私その後いろいろ調べてまいりますと、当時はカドミウムとイタイイタイ病というものが、たいへん密接な関連があるようなことで医者や学者の方々も考えておられたようでありますけれども、どうもそういうことじゃないんじゃないか、むしろ直接関係づけることが間違いじゃないかというような御意見の方のほうが多くなっているような現状でもあるようでございます。しかし、そういうことでたいへんカドミウムに対する考え方が深まりましたので、いわゆる食料の中におけるカドミウム、経口摂取量の規制をしなければならないというようなことだと思いますが、一PPM以上の米は食品衛生法からもこれは食料じゃない、こういうような形で規定をされているようであります。
そこで私は、まず最初にこの問題について関係当局に御意見を承っておきたいと思うわけでありますが、神通川流域以外の地域においてこれまでもカドミウムの汚染地域があるわけでございますけれども、相当量の実地調査をされたんだが、あまりイタイイタイ病と判定されるような患者は出なかった、こういうことを伝え聞いておりますが、このことについて事実をお知らせいただきたいと思います。