徳永正利の発言 (運輸委員会)

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○国務大臣(徳永正利君) 戦争を境にいたしまして、日本の商船隊は全滅したわけでございます。その後これをどういうふうに復興するか、あるいはまたどういうふうな補償をするかということは、戦後いろんな角度から議論され検討されたわけでございますが、その補償というようなこともできないということで、計画造船とか特別融資とか利子補給とかいうような問題が出てまいりまして今日に至っているわけでございます。これには戦後のいろんなそういう面における歴史があるわけでございますが、戦前はいまおっしゃったように、船は道具とか、あるいは商品だというんじゃなくて、わが国の領土だと、こう言って、乗っている人も、また船主側も、そういうことで私は海国日本をささえてきたと思うんです。
 それが今日すたれたとは申しませんけれども、高度の経済至上主義とも申しませんが、いろんな面から売船あるいはチャーターバック、あるいは仕組み船というような問題が、いまお手元にある資料によっても、いろいろとびっくりしたというぐらいの数が出てきたんじゃないかと思うわけでございますが、いずれにしましても、いまおっしゃいましたような点は、これから先、このいろんな助成あるいは利子補給、その他造船面におきましてもとっていかなければならぬと思いますが、十分心して、安易にそういう方向に流れないように指導してまいりたいというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 107213830X01419740404_026

発言者: 徳永正利

speaker_id: 7708

日付: 1974-04-04

院: 参議院

会議名: 運輸委員会