片岡勝治の発言 (文教委員会)
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○片岡勝治君 まさに語るに落ちたという感を深くするわけであります。つまり、警察としては、そういう影響というものはあってもやむを得ないんだと。だから、大臣私は言っているんです。警察はそういうことは考慮しないんです。山梨県ではいろいろな事例がありましたけれども、これも同じであります。しかし、若干考慮した点も私は認めた点がありますけれども。しかし、警察は、いまの答弁のようにきわめて冷酷無比です。教育効果のことなんかは二の次なんです。だから、一たんこういうことが起こった、それに対して捜査を行なう上に、教育的ないろいろな悪影響というものを最小限度に食いとめる努力というものを教育行政の立場にある大臣が関係者として当然やるべきではなかったのか。これが行なわれなかったということについて私はたいへん大きな不満を感ずるわけなんです。この点は文部大臣どうですか、いまのああいう警察の側の態度に対して。——お答えがないようですから、もう一、二の問題について伺います。
これは教師と、つまり、教育の影響だけではなくて、教育と警察官との関係にたいへん重大な要素をかもし出しております。警察官はみんな学校に子供を送っておるわけであります。しかし、いま率直に言って、教師の警察に対する感情というものはよくありませんね。これは当然だと思います。あまりにもひどいじゃないかという、そういう感情がみなぎっていることは、これは教職員といえども人間ですからやむを得ないと思います。山梨県の話を聞くと、それまでは学校の先生もおまわりさんも一緒に協力して子供の交通事故をなくそう、あるいはいろんな事故をなくそうということでたいへん手をつないでしっかりやってきた、お互いに理解し合いながらやってきた。しかし、その一斉手入れの結果、そういった非常に好ましい関係というのがぷっつり切れて口もきかない、なるほど警察は違法事件があったから捜査をするんだ、それは警察の立場はあるかもしらぬけれども、われわれからするならば、なぜもっと事こまかな配慮というものができ得ないのか。そして、なぜ教育委員会なり文部大臣なりがそういう点について配慮をするような措置をとれないのか。これは政府の責任だろうと思うわけです。文部大臣だけじゃなくて。この点はひとつ十分肝に銘じていただきたいと思うわけであります。もし、このままの関係が続くとするならば、私は、たいへんな問題に派生しかねないと思う。この際、文部大臣は、こうした問題がここで論議をされた結果からしても、警察に対して私は一言あってしかるべきだと思いますよ、率直に申し上げまして。どうですか。