二木謙吾の発言 (文教委員会)

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○二木謙吾君 私は、受田先生の修正案に心から賛成するものであります。教頭を私もやったことがある。それで、校長もやった経験がありますが、教頭を今度管理職で法的に認めるということになるわけでありますが、現在でも教頭というものはおるわけですから、これが管理職になったからといったって、管理統制の権力は非常に強化に相なるものじゃない。私はいまの受田先生の説に全面的に賛成です。やはり学校の運営というものは、校長と教頭がぴったり腹を合わせて、そうして力を合わせて学校の運営をやり、また生徒児童の教育に専念をするということが大事であります。教頭というものは、校長と一般職員との間に立って、そうして、その連絡係をつとめて、そうして学校の運営がほんとうに民主的に正しく行なわれる、こういうことが教頭職の私は大きなる使命であると思う。教頭職を法的に認めたからといったって、管理統制が強化になる、こういうことは私はないと思う。受田先生の説に賛成するのであります。
 同時にまた、教頭を別ワクに置くという、この意見にも私は賛成。教頭の任務というものは非常に多いのであります。それでありますからこれを別ワクに置く、こういうことは私も賛成。いまの小学校の実情を考えてみましても、学校の先生の仕事はまことに煩であり、また、いろいろな問題を解決をしていかなければならない。個別指導とかなんとかというのはなかなか困難な状況にあるのであります。それで、教育は、やはり個性を伸ばしていくということが一つの大きな任務である。それについては個別な指導ということもやらなきゃならぬ。そこで、あまり仕事が煩瑣であるからそういうことに手が回らない。それであるから、教頭というものを別ワクに置いて、やはりそれだけ教諭の人数をふやしていく、こういうことが教育の振興なり、また、生徒児童の教育に非常な私は効果があると思うのです。で、これには予算を伴うものでありますが、文部省におかれても、ひとつ別ワクに置いて、そうして学校の教諭の陣容を充実する、こういうことに一段と御留意を願いたい。早急にこれの案を、いま受田先生からも言われましたとおりに案をまとめてやってもらいたい。そうして初めて私は教頭職の任務が完全に遂行されるものである、かように信ずるわけであります。文部省においてもこの点に格別にひとつ御留意を願いたい。これが予算化につとめてもらいたい。お願いをして、関連質問を終わりますが、文部大臣のひとつ御所見を承りたい。

発言情報

speech_id: 107215077X01619740522_025

発言者: 二木謙吾

speaker_id: 33382

日付: 1974-05-22

院: 参議院

会議名: 文教委員会